Driving Pleasure

2012年12月20日

第26回「2012年。皆さんはどんな車に乗りましたか?」

2012年も終わりに近づいていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
毎年発表されている「今年の漢字」。我々の今年の世相を漢字一文字で表すとしたら、去年に引き続き、そう、「車」ですね。2013年の来年もおそらく「車」になるのだと思います。
今回はラジオではなく、BUBBLE-Bが2012年に試乗した車をご紹介致します!




トヨタ プリウスα

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トヨタ プリウスα


プリウスのステーションワゴンタイプであるプリウスαから今年の試乗はスタートしました。一言で言うと「広いプリウス」で、それ以上の感想は持てず…、面白いのが、5人乗りのと7人乗りのとで、スペースの都合上、バッテリーのタイプが違う所。ニッケル水素電池(5人乗り)、リチウムイオン電池(7人乗り)で、調達の関係で7人乗りの方の納車が凄く遅くなっていた記憶があります。




トヨタ iQ

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トヨタ iQ


軽自動車よりも全長が短い、トヨタの最も小さな車。4人乗りだけど4人同時に乗れないというパンキッシュな仕様と、横幅は結構ワイドで車として見た事のない形なのが気になってたんですが、やっと乗れました。エンジン以外は面白くて、軽自動車よりもしっかり感のある超小型車という、不思議な乗り物を運転している気分になりました。あとは異様に小回りが効く所とか。




マツダ マツダスピードアクセラ

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マツダ マツダスピードアクセラ


マツスピアクセラです。暴力的なFF車として、ルノー・メガーヌルノースポールと双璧を張ると言われている、マツダの暴れ馬。FFなのに260馬力くらいあります。高速で運転させてもらったんですが、3速で100キロに到達しようとする時に、ガガガガっとトルクステアが発生、一瞬ハンドルが左右にぶるぶるっと震えるのを体感できました。暴れてる!




トヨタ アクア

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トヨタ アクア


小型版プリウスとして大注目の中デビューしたアクア。この車のデザインは今のトヨタの小型車では一番好きだったりします。塊感があるし、昆虫っぽくもあるし、どこか愛嬌がある。あと、原色系のパーっとしたカラーが用意されてるのもいいと思います。しみったれた感が無いし、未来感アピールも自然に消化していて、とても好感が持てるデザイン。内装はちょっとまだ力みすぎかなと思います。トヨタ全体的に内装デザインは変わった事しよう、そうすれば若者に受ける、と思いすぎな所がある気がします。色遣いとかシボ加工とか。




Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ) C200 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド

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Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ) C200 ブルーエフィシェンシー アバンギャルド


新しいCクラス。300万円台で買えてしまうベンツです。が、乗るとしっかりベンツの乗り味ですが、鈍重ではなく、普通の車として日常でちゃんと使えて、かつ、高速も運転させてもらったんですが、しなやかな乗り味がありました。ただ、運転してて何か面白いかな?と言われると、その辺はBMWに譲ってる感じかも。バランスの取れたセダンの世界的なお手本だと思います。




スバル インプレッサ スポーツ

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スバル インプレッサ スポーツ


インプレッサのハッチバックタイプがスポーツです。これは1.6Lのベーシックなグレード。快活なイメージがありますが、それほどパンチのある走りはしないです。それはCVTだからってのもあるかも。ただしボクサーエンジンはよく回り、その辺に気持ちよさを感じる人なら良いと思います。運転したときの安定感とかハンドリングの楽しさはアクセラスポーツに軍配です。




Renault(ルノー) メガーヌ ルノースポール

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Renault(ルノー) メガーヌ ルノースポール


メガーヌRSというやつです。こう見えて凄くでかい車で、ワルというよりマッチョな芸術系の変態という感じ。たちが悪いです。左ハンドルでMTオンリー、ガチガチの足周り、2ドアのみという、こだわりの蕎麦職人のような車で、どこの変態がこれを買うのか興味があります。蕎麦職人らしく走りは最高で、脳天までアドレナリンが分泌されて頭のてっぺんから噴水のようにわき出てきます。ルノーと言えばフランスではトヨタと同様にフルラインナップのメーカーなのですが、日本ではカングーとこれとクリオの変なグレードしか売れない、日本人は変態か?と本国の人は思っているらしいです。




Citroën(シトロエン) C4ピカソ

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Citroën(シトロエン) C4ピカソ


C4ピカソはシトロエン産の7人乗りミニバンです。たくさん乗れるのは良いのですが、それよりフロントウインドウの開放感ったるやありません。この車に乗るのであれば必ず運転席か助手席に乗りたいと思います。細いAピラーと、頭上まで広がったゼニスウインドウが最高です。ただし夏場は日焼けするかも知れません。7人乗り買うならこれを買います。ただしEGSというトランスミッションだけはどうにも嫌いです。




マツダ CX-5 スカイアクティヴD

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マツダ CX-5 スカイアクティヴD


今年の日本カーオブザイヤー受賞車に、デビュー直後に試乗。オドメーターは15kmを表示してました。日本のクリーンディーゼルの幕開けとなるべく車で、素晴らしいエンジン性能に加え、ディーゼルのネガな部分を完全に消し去るシャシー性能はZoomZoom以降のマツダならではと言えます。性能は申し分ない最高のものですが、いかんせんキャラクターが薄いです。もうちょっとアクが強い方が俺好みでした。




スバル BRZ

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スバル BRZ


こちらも今年大きな話題となった、トヨタ86・スバルBRZです。乗ったのは6ATモデルだったけれど、着座位置の低さや、よく回るボクサーエンジン、よく利くブレーキなど、スポーツテイストを味わうには十分でした。素晴らしい。手動シフトのレスポンスも良く、これなら毎日乗れるスポーツカーだなと思います。でも買うなら俺はMTです。




Land Rover(ランドローバー) レンジローバー・イヴォーク

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Land Rover(ランドローバー) レンジローバー・イヴォーク


去年のモーターショーでショックを受けるほど格好良いデザインのSUVがついに市販。こんな形のSUV今まで無かったと思います。レンジの文法にのりつつも、かつ、スポーティ。月面車のような印象すらあります。乗ると快適そのもので、サスは柔らかく、エンジンパワーも申し分無いです。リアの窓はちょっと上下に狭いのは、デザイン上のご愛敬。これが400万円台というのだから素晴らしいです。400万円台でSUV買うなら俺はこれ買います。燃費もこれまでのレンジの倍くらい走ります。




Porsche(ポルシェ) パナメーラ ハイブリッドS

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Porsche(ポルシェ) パナメーラ ハイブリッドS


これに乗るまでパナメーラにハイブリッドモデルがあるとは知りませんでした。何のためのハイブリッドなのか微妙な所ですが、セレブも環境問題を気にしておいた方が社会的なステータスが保てる時代なので察しが付きます。ただし、さすがポルシェ。暴力的な加速が出来ます。いつもはおとなしいセダンだけど、モードの切り替えで、とたんに自分がポルシェであることを思い出させてくれる車でした。中国で馬鹿売れしてるようです。




ホンダ インスパイア

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ホンダ インスパイア


インスパイアのV6モデル。もうモデル末期で、ホンダの高級セダン路線の切ない現状を見てしまった感じがしますが、車自体はとても良く出来てました。ホンダエンジン素晴らしいです。静かでパワーがあってよく回る。なぜホンダの高級車はレジェンドにしろ、人気が出ないんでしょうかね。デザインは好きかと言われると、部分部分は好きだけど全体はバラバラなイメージがあります。ディテールはこだわるけど、引いて見たときに印象が薄い気がしました。




Tesla Motors(テスラモーターズ) ロードスター

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Tesla Motors(テスラモーターズ) ロードスター


電気自動車です。日本唯一のディーラーである青山にて試乗。もうこのロードスターも在庫限りで最後の1台みたいな話でした。助手席試乗でしたが、とにかく今まで乗った車で一番暴力的な加速を見せてくれました。速すぎます。暴力的なのに振動が無くて、空でも飛んでいきそうでした。ラジコンに乗ったらこんな感じでしょう。冷たく、知的な車でした。1,700万円。




Citroën(シトロエン) C5ツアラーエクスクルーシブ

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Citroën(シトロエン) C5ツアラーエクスクルーシブ


シトロエンのC5とC6はハイドロサスなので、これももちろんハイドロです。ハイドロサス車を運転したのは初めてだったのですが、その異次元さに終始感動しっぱなしでした。たしかにハイドロに一度乗ると他の車に乗れなくなるという、シトロエン信者の気持ちがすぐに分かりました。高速には乗ってないのですが、高速で乗るともっと分かるらしいです。魔法の絨毯と言われるだけのことはあります。C5かC6、乗る機会があれば皆さん是非乗ってみて下さい。ビビります。あとメーターデザインもずば抜けて格好良いです。




Citroën(シトロエン) DS5 シック

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Citroën(シトロエン) DS5 シック


これも去年のモーターショーで、その奇抜なデザインに大注目だった車です。いざ実物をディーラーで見ても、そのデザインのアバンギャルドさは衰えてませんでした。ディテールも凄いけど、全体を引いてみてもちゃんとデザインとして纏まってるのが素晴らしい。ただしDS5に限っては、デザインとギミックと世界観の車であり、ハイドロではないし、エンジンもPSAのあの1.6Lターボのやつです。走りにパンチがあるといったことは無く、乗ると普通です。ゆっくりと世界観とそこに溶け込む自分を楽しむ車、でしょうか。理解されるかなあ。




日産 ノート メダリスト

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日産 ノート メダリスト


2代目ノートがどう進化したのか。特にこのメダリストというグレードは、新開発の小型スーパーチャージャー付きエンジンを積んでいて、それがどういう走りをもたらすのか?日産の意気込みを感じさせる意欲作です。今年のRJCカーオブザイヤー受賞車でした。が、このエンジンの意気込みはちょっと力みすぎというか、高回転型のエンジンなようで、どうにもエンジンをグオンと回そうとしたり、燃費のために抑えてみたり、そのコントロールに違和感アリでした。もっと低回転でトルクの出るエンジンがあればいいのにな、という感想です。NAエンジンの方が素直で良いと思いました。ただし内装は頑張ってます。




Volkswagen(フォルクスワーゲン) ザ・ビートル

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Volkswagen(フォルクスワーゲン) ザ・ビートル


ニュービートルの後継車種です。ザ・ビートル。ニューがもうニューじゃなくなってしまった日が来るとは。これからネーミングどうして行くんでしょうね。そもそもビートルはVW自身が名乗った車名じゃないのですけどもね。ザ・ビートル、走りは現行ジェッタベースということで、7速DSGと合わせて全く問題なし。安心のVWテイストのどっしり感があります。ただ、形はニューの方がまるっこくて可愛いかったなぁと思います。後部座席は広くなったけど、そのためにビートルから遠くなった。丸っこいまま広くできなかったもんでしょうか…




Volkswagen(フォルクスワーゲン) ゴルフ GTI

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Volkswagen(フォルクスワーゲン) ゴルフ GTI


現行のゴルフGTIです。世界のホットハッチの基準車。真っ当に速く、そして迫力のある音を出してくれます。この車が一台あるだけで、速いし、楽しいし、実用的だし、言う事ないかも知れません。そしてデザインも奇をてらう事なくモダンで、飽きないでしょう。この辺の絶妙さはVWならではと言えると思います。とにかく迷ったらこの車を買っておけば問題無いでしょう。




トヨタ 86

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トヨタ 86


BRZに続いて今度は86に試乗。しかも6MTモデルにやっと乗れました。これがもう素晴らしいの一言。ATだったBRZと比較すると、5割り増しくらいで辛口に感じます。ココイチだと4辛くらいあります。シビアなアクセルレスポンス、よく回るボクサーエンジン、ショートストロークでスコスコと決まるシフト、クイックなステアリング、ちょっと嘘っぽいけどサウンドジェネレーターの音、どれをとっても最高のオモチャです。手足の感覚と一心同体で運転出来そうな予感すらします。よくぞこんな車を作ってくれましたとトヨタとスバルに最大の拍手を送りたいです。




MINI クーパーS

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MINI クーパーS


BMWによる現行MINIのちょっとホットなバージョン、クーパーSです。作っているのはBMWということもあり、そのファッション性に隠れている、質実剛健でマッチョな部分が頻繁に顔を出す面白さってのが、ローバーミニではない、今のMINIの面白さだと思います。何せ走りが良い。ガッチリとした車体と元気なエンジンと低い排気音、重たいステアリングで、まさかこんな小型車を動かしてるとは思えない感じがたまりません。日産ノートと同じくらいの大きさの車とは到底思えません。室内も巨大なスピードメーターとかちょっと素っ頓狂で楽しいです。これも飽きなさそうな車だと思います。




MINI クロスオーバー クーパーS

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MINI クロスオーバー クーパーS


MINIのSUV。といっても、あくまでSUV風味。4ドアのMINIをファッションでコーティングしたものだと思うのがいいと思います。ただし走りはハッチバックほど快活ではなく、そこそこ。あまり、ワインディングを全開で攻めたるで!というのは向いてないと思います。おとなしく走る車かな。個人的には立ち位置がはっきりしないMINIかなと思ってます。ハッチバックがキャラ立ちしてるだけに、クロスオーバーは快適方向に行くのか、ハッチバックのキャラを踏襲するのか、どっちなのだ?




Renault(ルノー) メガーヌ ルノースポール 右ハンドルVer.

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Renault(ルノー) メガーヌ ルノースポール 右ハンドルVer.


メガーヌRSに右ハンドルバージョンが出たということで早速試乗に。この車、左だから買い控えていたけど右だから買おう!と思う客がどれほどいるのか不明なところですが、あの時に乗った暴力的な正確はそのまま。一緒に試乗に行ったポリゴン太さんすら運転して冷や汗をかいていた程のフレンチおしゃれ暴れ野郎です。しかもブーストスイッチがあり、それを押して加速するととんでもない加速を見せるというフレンチ暴走おしゃれバイオレンス野郎でもあります。右ハンドルになった所で所詮変態です。




トヨタ オーリス 150X

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トヨタ オーリス 150X


児玉裕一監督のCMも話題になったオーリス。さてどんな車なのか?というと、なんとトヨタが世界に打って出る、本気で作った世界戦略車だというから車好きは大騒ぎ。あのゴルフと対等に戦える日本車なんてこれまでなかったわけです。てか、日本車が売れてる理由はゴルフが売れてる理由とは違いますからね。だからオーリスってどこまで日本車離れしたのか?と乗ると、うーむ、これまでのトヨタ・カローラのテイストを抜けることはありませんでした。それは150Xというベースグレードだったからかも知れませんが、具体的にはエンジンレスポンスとCVTの組み合わせによる総合的なレスポンスの悪さ、ロックトゥロックで回転数の多いハンドル、乾いて軽いエンジン音、あまり止まらないブレーキなど。性能にもう一ひねり欲しい。ただしデザインは意欲的だと思います。




ということで今年の試乗はこんな感じでした。
後半あまり試乗出来ていなかったので、いろいろと溜まってます。来年もまた試乗が出来れば幸せでございます。
では皆さん良いお年を!



posted by BUBBLE-B・ポリゴン太 at 10:51| Comment(0) | Driving Pleasure
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